ハートの声に従ったら鬼狩り様に出会い、感動の幕開けでした|0748

引き寄せの話の続きです。

さらに、私のところに新たにやってきてくれるようになった引き寄せ、、それはズバリ、「自分を助けてくれる人」「力と勇気を与えてくれる人」です。

風の時代が幕開けとなり、コロナで中断していた、上京(東京の自分の住まい)⇔実家とのデュアルライフをようやく再開することができました。

それは、2月のこと。
ウキウキでわが街に帰還するも、それまでに片付けてきた雑務の疲労で、朝寝過ごす始末、、!

ぬぉーっ!なんでなんで?!
出かけるのに間に合わないじゃん!
私のアホアホアホー!!

最愛の母の形見の着物を全部着て、母の夢だった東京の街を闊歩する、という途方もなく壮大?なミッション※を立てている私は、初心者のため着付けに毎回、どえらい時間がかかります。
※注:着物の枚数が多いわけではなく、着付けと所作が大変なため難儀しているという意

お天気との兼ね合いもあり、晴れている日に決行するのですが、目覚めたのは、11時近く。

この日は都内の美術展巡りの予定でした。
その中の一つ、期間限定で開催されているお雛祭り展は、コロナのため四年ぶりの来訪で心待ちにしていた案件です。

いまから着付けして出かければ、なんとかギリギリ。
ですが、大変な空腹で気絶しそうです。。

色気をとるか、食い気をとるか。
こういう時は、ハートの声に従うのだ!

自分に、どうしたい、何がしたい?と問いかけた途端、近所の素敵なタイ料理屋さんのガパオが無性に食べたくなりました。
家にも食べ物はありましたが、急いでお店に向かい、お目当てを美味しくいただいて満たされた気分に。

この日は節分。
そのためか、街を行く人の流れは、地元の氏神さまに向かっていました。

今日、節分だったんだ。
今年はこっちの神社にまだお詣りしていなかったな、、
辰年だから、龍神様の神社にも行きたいけど、どっかあったっけ?
どうしようかな、お詣りして帰ると、今度こそ間に合わない。
また別の日にしようか。

いろんなことで迷っていると、そこで停滞し、ますます時間をロスします。
そして、キーッ!となりがちなのです。

だいたい、実家の用事に手こずる私がいけないんじゃん。
それに、お母さんの着物を全部着るとか、自己満足に過ぎないよね。
大好きなママはもうこの世にいないし、誰に見せるわけでもないのに、、私って、バカみたい、、何の足しにも、ならない。
他の、なんか得になることとか、役に立つようなことを、したほうがよくない?
無駄なことなんじゃない?
いや、、そもそも、このデュアルライフこそが、無益無駄、意味のないことだからじゃ?

こうなると、自己嫌悪のループにはまってしまいます。
Reicoさんのセッション、リーディングは勿論、遠クリやニューイヤーイブヒーリングを受け続け、blogの記事からも啓発を頂くようになり、落ち込みから回復するのは劇的に早くなりましたが、この無限ループには嵌まらないに越したことはありません。

そうだ、ハートの声だよね。
落ち着いて、耳を澄ませて。

頭は、今からダッシュで帰って着付けしたら間に合う、時間を無駄にしなくてすむ、と言います。

しかし、ハートは、

今日めっちゃいい天気!
新しい年明けは、雲ひとつない快晴って素敵!
お詣りしてスッキリ清々しくしたいね♪

と、全く真逆な反応。
そして、神社の前にさしかかると、鳥居の向こうから、さあっと風が吹いてきました。

カミカゼ、、!

Reicoさんにリーディングしていただいた時、自然の声に耳を澄ませること、特に風、風が吹く時があきこさんにとって大事なポイントよ(受け取り方が違っていたらすみません)と、教えていただいたことが甦りました。

よし、お参りしようと決めて鳥居を潜ると、なんともいえない居心地のよさ。
上を見ると、境内の木立が、語りかけるようにさやさやと葉を揺らしています。

そうだ、私はずっとこの土地に護ってもらっていたんだ。。

上京して以来、私はこの街から離れたことがなく、気がつくと故郷にいるよりはるかに長く生活しています。

住まいの立ち退きを強いられるたびにここにお詣りし、奇跡的に何とかなってきたのは、この土地神さまのお力添えがあり、ご縁があったから。

気持ちを込めて、感謝の意と、これからも宜しくお願いしますとお詣りすると、本来の自分、地に足が着いた感覚が戻ってきました。

安堵感でいっぱいになり、改めて境内を見渡すと、能舞台の脇に見慣れないコーナーが新設されています。

“節分の鬼退治に、いかがですか”

豆ー!!

今日は節分のためか、そこには豆と白木の枡という、魅力的なセットが販売されていました。

枡、素敵!
欲しーい!!

しかし、、一人だと鬼と一人二役か?
それに我が家は集合住宅だし。。

ハイヤーセルフに聞いてみました。

あの、豆まき、しようと思うんだけど、どうかな?
マンションの掃除が大変かな?

要らん。
豆まきはしなくていい。
(間髪入れず即答)

えっ、、そお?
(ちょっと、したいな、、)

しなくても、大丈夫だ。
鬼退治は、無用。
安心しろ。

豆、ああ豆、、と後ろ髪引かれながら(せっかく節分なのにさ、、)神社を出ましたが、なぜしなくても大丈夫なのか、鬼退治は無用なのか、私以上に意外とイベント好きな(笑)、ハイヤーセルフにしては珍しい言葉の意味を図りかねていました。
(大体、やるがよい的なサインがくるのです)

ですが、横断歩道前で信号待ちをしている時です。

ん?

私の斜め後ろ、鮮烈な緑と黒の市松模様が翻るのが視界に入りました!

ああっ!

そこには、まごうことなく「鬼殺隊丙:竈門炭治郎」が立っていたのです!

正確には、「炭治郎のコスプレをした成人女性」だったのですが、くるんとカールしたショートヘアといい日輪刀を携えた凛々しい隊服といい、ねずこIN箱を背負っていない以外は、本当にリアル竈門隊員です!

あの、あの!
鬼滅のファンの方ですか?!
私も大好きで!

、、今日、映画が封切りだったんで。

その方は、自制心を忘れ突然話しかけた私に動じず、穏やかな優しい表情で、持っていた鞄(みつりのマスコットついてるー!)からさりげなく、映画のパンフレットを取り出して、見せてくださったのです。

この方、中身までも、誠実&親切!リアル炭治郎や、、!!
(私は義炭&おばみつ押し)

いっぺんに世界は薔薇色に。
この気持ち、この方に伝えたい!

あの、あの、素敵です!
隊服お似合いです!
かっこいいですっ!!

、、ありがとう。

大興奮の私に、はにかみながらも優しく返してくれたその姿は、まごうことなく炭治郎そのもの。

そして、ふと見回すと、周囲の信号待ちの方々も、和やかに私たちのやりとりを見守ってくださっていました。

信号が変わり、じゃ、と軽く一礼をして颯爽と歩いていく彼の人。

素敵、、なんてカッコいいの、、!!!

彼女の背中に後光が差しているようで、思わず手を合わせて拝ませていただきました。

豆まきは、必要ない。
だって、鬼狩り様に出会ったから!
代わりに鬼を、狩ってくださる!!
なんという奇跡だ。。

新しい年の、感動の幕開けでした。
(続く)

name:あきこ様
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