私も、したいことを、しよう。|0749

(鬼狩り様の続き…)

また、人目など気にせず悠々と歩いていかれるその姿に、ふと感じたことがあります。

もし自分が同じ立場だったら、この方みたいに堂々と実行できただろうか?

この方は、年齢不詳ながら、まごうことなく成人女性でした。

もしご結婚されてたり、お子さんがいたり、家族と同居されてたら、この扮装をされるのを、反対されなかっただろうか?
まして、一緒に興じてくれる仲間もいないと、心もとなくてハードルが高くなるのでは?

いや、それ以前に、たとえ周囲から咎められなくとも、自分自身が、葛藤したりためらったり、好きなことやしたいことをするのに、理由づけや恐れや不安で、踏みとどまったり、ふてくされて放棄しなかっただろうか?
さっきの私みたいに。

、、いや、この方は、きっと何があっても、自分のしたいことを貫かれたに違いない。
それは、その堂々とした、でも自然体な姿からも明白でした。

私も、したいことを、しよう。
うまくいかなくても、制約が多くても、行く手を阻む障害があっても、邪魔されるようなトラブルが起こっても。

たった一度、ほんの一瞬でしたが、彼女との出会いは、私に大きな勇気を与えてくれたのです。

明日、着物着るぞ!
雨だったとしても、また次の機会に着ればいい。
なんて素晴らしい日だろう!
うちの義勇さん(ハイヤーセルフの呼び名)天才最高、天サイコー!!

感動して歩いている私の目に、行き交うバスの「○○寺行き」の文字が映りました。

そうだ、、○○寺(地元の名古刹)に参拝なら、今からゆっくり準備しても間に合う!
バスも沢山出てるし、お詣りして、甘味をいただいて(重要)、散策して帰ろう!
雛祭りは、明日に回す。
着付けは、明日のコーディネートの予行演習だね。

エネルギーが軽くなったためか、帰宅しての着付けも思いがけず短時間ですみ、バスに乗り、思い出しました。

近くに、お気に入りの神社があったー!
龍神様を祀ってる!(忘れすぎ)

慌てて神社前の停留所で降り、辰年に間に合った、セーフ、とほっとしながら、天然記念物である神社の御神木にも四年ぶりご挨拶できました。

お寺ではこれまた久し振りの境内を散策し、いつもお詣りしていたお堂にも参拝をすませると、ようやく本拠地に戻ってきたようなずっしりした落ち着き感が。

ここでようやく、あることに気づきます。

なんか、暑いんだけど、、気のせい?

久々、名物のそばまんじゅう(野沢菜とつぶあん)を頬張っていると、うっすら汗ばんできました。
帰りのバスを待つ間も周囲を見回すと、皆さん上着を脱いだり、コート要らなかったねーなどと、お話されていて、やはり今日は気温が高いんだ、と実感。

この気温だと、会場に着いた頃には汗だくになってたな(暑がりのため)。
着物のためにも、今日の予定はこれでよかったと腑に落ちたのです。

そして翌日。
昨日とはうって変わって、お天気は曇り空。
しかし、雨が降りそうなどんより感はなく、花曇りというか、薄明るい光を感じます。
チェックした天気予報でも、降水確率は10%。
前日の暑さは嘘のように消え失せ、薄手の羽織を着てちょうどよい涼しさに。
雛飾りの会場に行くと、なんと、休日にもかかわらずガラガラで、お客さんは私を含め、数組しかおらず、ほぼ貸切状態です。

今日にして、本当に本当によかった。。

この会場は特定の箇所以外は、動画を含め撮影OKなのです。
さらに着付けに自信がない私は、着物姿をじっくりとは見られたくなく(苦笑)、この人気のなさはまさに天の采配のようでした。

ミュージアムショップでお土産を買い、親切な職員さんに素晴らしい展示がゆっくり観られたと御礼を伝えると、昨日は土曜で、お天気がすごくよかったから会場は激込みだったと言われました。

今日お越しになって、よかったですね。

はい!本当に!!

その後、併設のホテルのラウンジで流れる滝を見ながら、(この時も、すいてたからか、はたまた着物で正装してたからか、すごく良い席でした)、ぼんやりと昨日からの出来事を反芻しました。

昨日は、不思議な一日だった。。節分の日に、鬼狩り様、しかも竈門隊員に出会えるなんて、普通ならありえないよね。
お詣りしないで帰ってたら、家でごはん食べてたら、いや、そもそも上京をあきらめていたら、この奇跡には巡り会わなかったかも。
※Reicoさんがご紹介してくださった映画「トランスワールド」と「アバウトタイム」を思い出してました(両方とも、大好き)

私もあんな風に、堂々と、でも押し付けがましくなく、自然体でありたい。
そして、制約が多くても、その中でしたいことをやっていこう。

街で出会った彼の人は、私の、生きる姿勢のお手本となりました。

そして、したいことを存分にできた私には、思いがけない贈り物が待っていました。

お寺に参拝後、バスを待っているときです。
後ろに並んでいたうら若きカップルの、令和こそこそ噂話が聞こえてきました。

なんと、、会話の流れが、着物の人がいる(私)→着物を着てみたい→一緒に着ようか→浴衣で花火大会の約束、となっており、カップルの幸せな恋の行く末の後押しを、はからずも、微力ながらお手伝いしている、、!

したいことを、してよいのだ。
意図しなくても、それだけでちゃーんと、誰かのためになり、何かの役にたつ。

Reicoさんが、blogやセッションで届けてくださるメッセージが、改めて自分の中に生き生きと蘇りました。

新時代に突入し、身辺の慌ただしさに流されそうな毎日。さらに年末から、いろいろな形でのお別れを経験し、年明けの大きな災害や心が痛むニュースなどで、これからの生活にそこはかとなく不穏なものを感じるようになっていました。

でも節分という一年の始まりに、鬼狩り様に出会う奇跡って、凄いよね。
今年は絶対いい年になる、素晴らしい毎日にならないはずがない!

挫けたら、輝いていたあの人を思い出そう。
助けてくれる人がすぐ目の前に現れた、あの瞬間、奇跡を思い出そう。

セッションやヒーリングをお願いしたり、blogを拝読していなかったら、きっとここまで気づけなかったでしょう。
Reicoさん、いつもありがとうございます!
(そして、さらに続きます)

name:あきこ様
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