新しい世界線の人物が次々と現れていた現実に驚いています|0754
(助けてくれるひとシリーズの続き、その4です)
助けてほしい局面で恋人に都度逃げられたトラウマ・坂道の女神|0750
5年前に母が急逝し、実家と東京を行き来する二重生活を開始しました。
当時の私は東京の住まいで立ち退きが迫っており、精神疾患をもち、狂暴性かつ怠惰極まりない弟が実家に一人残されたことで、周囲の殆どは私が住まいを引き払い、実家に戻ると思っていたようです。
しかし、私の中には東京の住まいを手放す選択は微塵もありませんでした。
父が生前仕事であちこち飛び回り、数ヵ月に一度は上京していたのが功を奏したのか、意外にも、ご近所の皆様や両親ゆかりのお世話になっている方々は、この選択に好意的でした。
一方、弟を幼い頃からよく知る近しい親族は手助けしてくれながらも、やはり一抹の不安があってか心配そうでもあり、はらはらしていたようです。
また、まさかこの人から?と母の死を共に悼んでくれた知人から批判めいたことを言われたこともあり、積極的には人に話していませんでした。
Reicoさんのセッションを受ける度にご相談して力強いご助言をいただき、デュアルライフへの更なる高みを目指していた中、危機のようなことが2度ほどありました。
一つは、そう、コロナです。
引越して半年もたたないうちに、緊急事態宣言(;´_ゝ`)
Reicoさんがblogで示唆してくださったこと、さらにハイヤーセルフからのメッセージで、私はワクチンを打たない選択をし、ついでに弟にも接種をしない選択※をしたので、上京は暫く断念となりました。
※たまたま仕事で読んだ海外の記事で、元々凶暴性を持つ精神疾患の患者に接種したところ、さらに攻撃性が増した例があるとの報告を目にしたため。
でもさ、、住んでいない家の家賃を払い続けるのって、どうなの?
この疑念をもち、不安を抱くと、そこはかとなくでもオーラに現れるのか?たちまち、上記の知人や周囲の人から批判めいたことや、心配していることを言われるようになります。
当時幸い、あちらには家のスペースを提供する代わりに、簡単な管理をお願いしていた相手がいたため(大家さん了承のもと)、空き部屋を放置する危惧はなかったのですが、、。
そんなある日。
亡くなった従姉妹大叔母(祖母のいとこ)の娘さんの一人(以下、お姉さん)から電話をいただき、話していた時です。
ところで、、東京にはまだ行けているの?
もしかして、もう引き払っちゃった?
おそるおそる、不安が出ることもあるけど現状を何とか維持していることを伝えると、思いがけない反応が返ってきたのです。
よかった!
あのね、実は私ね、○○にも家があって、ずっとこちらと行き来してきたの。
あきこさんの上京のことを聞いて、仲間ができたみたいで、もう嬉しくって!
いつか話ができるかなあって、思っていたのよ~
なんと、、お姉さんは○○=関西のとある街にもお住まい(しかも持ち家)があり、もう何十年も実家があるこちらと行き来する生活を続けてこられたとのこと。
元々は私と同じような理由、こちらで養育が必要なお身内の成長のため、だったそうで、拠点を一つにし、戻ることも考えたそうです。
ですが、関西のお家は思い出と愛着が大きくて気持ち的に手放せず、いろんなことを何とかやりくりしながら、今日までやってきたとのこと。
この遠縁のお姉さんとは、従姉妹大叔母が亡くなる少し前から交流が始まりました。
それまでは、大変お忙しく滅多に会えない人と聞いているだけでしたが、実際お付き合いしてみると、あたたかく優しく自由闊達な方で、お話しているとそのポジティブでおおらかなお人柄に、こちらも前向きになり元気をいただくように。
いろんなことがあったり言われたり、逆風の中でもう無理かな、と挫けそうになったけど、本拠地にたった一日、たとえ数時間でも過ごすことの大切さ、喜びに、今日まで耐えられた、としみじみ語ってくださいます。
私の実家は良くも悪くも保守的な土地柄で、年上の方はおおむねその傾向が強まります。
私の親族は勿論、知人友人にもいないデュアルライフの先駆者、お手本、レジェンドが、こんな身近に、しかも上の世代の遠縁にいたとは、、思ってもみませんでした。
何とかなるわよ、大丈夫。
外の雑音は聞かなくていいの。
貴方が行きたくて、行く。
それでいい、それだけでいいのよ。
お姉さんは、今ではあちらのお住まいは大切な自分のアイデンティティ、その街に行くのはかけがえのない時間なのだそうです。
リュック背負って、バスや新幹線に乗ると、こっちのことはす~ぐ忘れちゃうの!
嫌なことも、みーんな。
向こうで何をするでもないんだけど、家を片付けたり寛いだり、街を歩いてるだけで、楽しい。
どこまでも、自由。
全部が、愛しい時間。
ああ、これこそが私、私の人生だって。
あきこさんも、そうでしょ?
Reicoさんのお言葉、東京の住まいはあきこさんのアイデンティティ、という尊いご助言。
同じ言葉を繰り返すレジェンドに感動。。
無理に手放すこと、考えなくていいのよ。
どっちも貴方の家だもの。
大切な場所は、大切にしていいの。
やがて、お姉さんが親代わりに育ててこられたお身内はコロナ禍の只中無事独り立ち→向こうのお家と同じ関西圏に就職され、ますます行き来しやすくなった、とのこと。
維持するお金とか、大変かもしれないけど、それも必要経費と思えば、なんとかなってくるから。
電気や水道代みたいにね。
(あっ!Reicoさんが仰ってることと、おんなじだー!)
だからあきこさんも、絶対大丈夫。
いい風に流れ着くわよ、頑張って。
あきらめないでね。
と、あたたかい励ましをいただき、俄に光が差してきた気持ちに。
ちょうどこの後、危惧していたことが、とうとう起こってしまいます。
私が第三者の目前=タクシーの中で、弟からDVを受ける、という大事件が勃発。
しかし、災い転じて福と成す、とはこのことか。
事件により、かねてから心配する親族は皆全面的味方となり、私が上京することを喜んで強力に後押ししてくれるように。
形勢が一挙に変わったのです。
さらに、このことで当時の弟の主治医からも、ありがたいご助言が。
あきこさん、東京にはまだ行ってるんだよね?
向こうのお部屋、手放してないよね。
はい、何とか。
行き来は控えてますが。
いろいろ大変だろうけど、事情が許すなら、維持してね。
彼のことで、貴方が人生を犠牲にする必要は全くないんだよ。
そのこと、絶対に忘れないで。
なんと先生は、「弟が追いかけてこられない場所に、常にもう一つ拠点をキープしておくように」と仰るのです。
近くとか、彼の土地勘があるとこじゃ絶対ダメ。
できれば県外で、捜しにいくのを断念しちゃうくらいの場所ね。
だから東京※はベスト。
焦らないで、コロナ禍が明けたら、上京を再開すればいいよ。
そのことが、「姉はいつも側にはいないよ」っていう、依存心への抑止力になるから。
※奴は、都会が嫌いで、なかでも東京を目の敵にしています^^;
先生から「公式お墨付き」を頂いたことで、「まだ東京に行ってるんですか」「弟さんがかわいそうでは」「お金とか大変なんじゃ」←これ本当に余計なお世話(怒)、などとさりげなくチクチク刺してくる人にも、「先生にも推奨されてますので!」と説明しやすくなりました。
その後、青天の霹靂のごとく長年治療に苦慮してくださり、弟の父親代わりも務めてくださったこの先生はご退職→病院の閉鎖という、どうしてー!?(゜ロ゜;という事情で交代となり(第2の危機)、新しい主治医(reicoさんにセッションにてご相談した、武士道精神に通ずる威厳をお持ちの漢らしい先生)にも、おそるおそる事情を説明すると、
先生、実は私、月に一度ほど、数日間家を空けるのですが、、
あっ、お姉さんは東京にもお住まいがあるんだよね。
もちろん、そっちの生活も大事にしてね。
先生ー
うち、もう両親いなくてー
姉と二人きりなんですよー
だからー
と、同情を引く作戦を用いて、行く手を阻もうとする弟にも、
だから、ひとりでも頑張らなきゃね!
薬をきちんと飲んでたら、発作は大丈夫だよ!
自分でできることは、自分でやってね!
質問ある?はい、じゃまた次回の診察でね!
と、当然のごとく一刀両断され、現在も甘やかさず、さわやかに突き放してくださっています(^^)b
その後、なんと、家の管理をお願いしていた相手と連絡がとれなくなり、やがて実は、長いこと部屋を放置されて逃亡されたことが発覚(゜ロ゜;
、、なんで?嘘すぎない?!(3度目の危機)
慌てて業者さんを探して現状復帰して貰うなど、紆余曲折もありましたが、無事部屋を死守して、昨年からまたデュアルライフを再開できました\(^o^)/
コロナ禍の時上京できず、家が痛んじゃう!と申し訳なさ&罪悪感があった大家さん(不動産会社)にも、せっかくお借りしたのにずっと住めてなくてすみません、と謝ると、いいえー、月一回バカンスにくると思って末永く住んでいただいたら、とありがたいお言葉も。
なんやかんやで、来年は3回目の更新を迎えることに、感謝。
バタバタとせわしない風の時代なんか大キライ!と今日も悪態をついていますが、振り返るとセッションでreicoさんが伝えてくださった、新しい世界線の人物が次々と現れていた現実に、改めて驚いています。
従姉妹大叔母の形見の着物を譲っていただいた嬉しさに、東京のお土産を送ったら、これまたご本拠地から素敵なお菓子を送ってくださる優しいお姉さん。
ご縁に感謝して、また東京から美味しいもの探して贈ろう。
私とお姉さんの、幸せなデュアルライフがいついつまでも、続きますように。