映画「きっと、うまくいく」の名言、教えを人生や恋に応用しよう

REICO

100%オススメできる

インターステラーのことも書きたいけど
ぜひとも先にお伝えしたいインド映画!「きっと、うまくいく

年末年始辺りに観ました。
間違いなくおすすめの映画です。
170分の長編なんだけど、全編見どころ満載だから飽きることなく見続けられます。

愛がいっぱい

作り手側が、真の生き方を心得てないと生み出せない作品だと思います。

脚本もされているラージクマール・ヒラニ監督の「愛」が、そこかしこに詰まっています。

「きっと、うまくいく」公式予告(字幕監修:いとうせいこうさん!)

ハートがうなずく

主人公ランチョーが教えてくれる生き方に、ハート鷲掴みになること請け合いです。

彼が体現していることは
全部スピリチュアル的な
宇宙の法則を基本にした生き方でした。

学業、友情、恋愛、家族、人間関係、仕事、成功、富。

あらゆるカテゴリーのことで
誰もが悩み、聞きたいことに対して、ちゃんと答えを用意してくれている映画です。

※これから下の文章は【ネタバレ】も含まれると思うので避けたい方はスルーしてください。

本当に大事なこととは

ランチョーが通う大学の学長が
「月に最初に降りたったのはニール・アームストロング船長だが、2番目に降りた人の名前は?」
と、学生達に問うシーンがあります。

誰も答えられずにいると
「だから1番でなければ意味がないんだ!」
と、2番目では社会で生き残れない、試験勉強を頑張れと効果的にハッパをかけていきます。

でもランチョーは
そんな生き方では いつまでたっても幸せにはなれないと異議を唱えます。

何の為に今生きているのか

試験でトップになるためにこれをしよう。
就職で内定をもらうためにはあれを。
お金持ちになるためには?
出世するためには?
結婚をするためには?
マイホームを建てるためには?
成功するためには?

そんな風にいつまでたっても未来のためだけに今を生きていたら
永遠に「幸せな今」なんて訪れない。

でも、今、好きなことに夢中になっていれば成功は必ずついてくる!と
学長にも物怖じせず自分の信念を崩さないところに胸がすっとします。

本質をつく会話

好きなシーンのひとつにこんなのがあります。

仲良し3人組の内の一人ファランは、本当はカメラマンになりたかった。
でも家族はエンジニアになってくれると信じ、ここまで育ててくれていた…。

そんな悩めるファランに
「君は機械ではなく動物と写真を愛している。だから成績が上がらない。
今すぐ動物カメラマンになるべくアクションを起こすべきだ!
家族がいくら反対しようが、収入が少なかろうが、好きなことをしなければ幸せにはなれない。」
とランチョーは諭します。

もう一人の親友ラージューからは
「じゃあ機械をこんなに愛し、工科大にいる僕の成績順位が上がらないのは何故なんだ?」と聞かれ

ランチョーは
「君は臆病すぎるからだ。
どんなに愛していても臆病で、神頼みで、不安だらけではうまくはいかない。」
とアドバイスします。
ラージューは沢山のお守りを所持し、願掛けばかりしていました。

このやり取りひとつとっても、私たちに答えやヒントをくれる。
仕事でも恋愛でも適用可能な答えです。

本当の自分を表現する

その後の臆病なラージューの変化は素敵でした。
どんなに望んでいる場所でも、信念を曲げなければ辿り着けないのなら迎合などしない。「真の自分を偽らず、正直でいる」姿に、きっと誰もが胸を打たれるはずです。

ランチョーが諦めることなく
「アールイズウェル(Aal Izz Well/すべてうまくいく)」
と働きかけ続けたことが、彼ラージューの強さを引き出した。
ラージューの背後にある、安心や信頼が彼をパワフルにした。

子育ての指針にもなる

これは子育てにも応用可能だなと思います。

子供にはとにかく安心してもらう。
むぎゅーっと抱きしめて
「成功も失敗も等しく尊い体験だよ。自分に正直に表現していいんだよ。」と言ってあげる。
それで子供は安心してまた冒険に向かえる。

恋愛の指針にだってなる

ラージューの強者に迎合しない姿勢は、恋愛でも応用できそうです。

相手を思う気持ちに正直であると同時に、でも自分らしさも失わないでいる。
すごく大事なことですよね。

人は、好きな人に自分の好みを体現してほしいと望みながらも、本当にそうされると刺激や喜びを感じないものです。
時には負けたような敗北感さえ覚えるのです。
望んだ方も望まれた方もです。

たとえば
相手から「赤い服の似合う人が好きだから着てみなよ」と言われ、実際赤い服ばかり着ていると結果的には退屈さを与えます。

最初は喜んでくれることもあるでしょうが、次第につまらない人に感じられてしまいます。

赤い服さえ着ていれば好きでいてくれるはずだったのに何故関係は発展しないのだろう?もうどうしたらいいのか分からない!と混乱した姿が尚更相手と距離を生んでいきます。

それよりも、青い服を見事に着こなして相手の既成概念を壊し、超越した世界を見せる方が愛され続けるものです。

恋愛では特に
相手の予想を超えた魅力(真の自己)を示していくことが重要で
それをし続けることで、建設的かつ永続的な関係を築いていけます。

こんな感じで応用活用していけるランチョーの教えには
今を生きるアイデアがいっぱいで
しかも「自由に自分らしく生きても大丈夫なんだよ、誰のことも不幸にしないし、ちゃんと幸せになれるから」って安心させてくれます。

ずっと彼らを見ていたい

笑いと涙と感動で、
このままずーっとランチョーたちを見ていたい気持ちで迎えるラスト、工科大学の卒業式から行方不明になっていたランチョーの現在が映し出されます。

「成功ではなく、本当にやりたいことを求めよ。
成功は後から必ずついてくる」

それをどう体現しているのか、そもそも全て絵空事だったのか?

ランチョーが社会に出てどうなったのか。
ランチョーの教えを生きたファランやラージューもどんな大人になったのか。
ぜひ皆さんも映画で確認してみてください。

彼らが「今」どうなっているのか。
好奇心が途切れることはないと思います。

ランチョーが教えてくれる「アールイズウェ〜ル(すべてうまくいく)」という魔法の言葉。
映画を観終わった後、必ず言いたくなりますよ。

大好きな映画。
170分をかけがえの無い時間にする、心からおすすめする映画です。

本当におすすめです
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