【恋愛編】ピンクカルサイトと今へ踏み込む｜七夕祭集合メッセージ

ピンクカルサイトの世界

Photo by Macro.jr on Unsplash

この星で生まれた愛やラブストーリーは

心揺さぶられる美しい詩のごとく

読む者を魅了して離さない書物のように

このピンクカルサイトに記録されています。

愛の名の下に

巨大図書館のように保管されているのです。

期待と緊張

ピンクカルサイトの世界が全域に広がる直前

あなたの中で
期待と気構えが一気に膨れ上がりました。

「いよいよ来るぞ」

あなたは、少しづつ彼らの領域に包まれていき
順調に同調を始めると

「わぁ…」という心の声が外に漏れました。

何の説明もいりませんでした。

あなたはすぐこの石の世界に魅了され

言葉を発することも忘れ

ピンクカルサイトの世界に

彼らが味わわせてくれる世界に

没入していきました。

光のつながり

少しして

あなたは煌々と光りはじめました。

自分の輝きに見惚れていると

少し離れた場所にいた
あなたの片割れも光りはじめました。

あなたはハッと顔をあげて

光り輝く相手の姿を確認しました。

「そこにいたなんて…。

あぁ、どうしてこんなに懐かしく感じるのだろう。

どうして泣けてくるのだろう。
どうしてあなたは笑っているのだろう？

私だけが泣きじゃくって
私だけが駄々を捏ねているみたいだ。

あなたがずっと大人に感じられるのはどうしてだろう。
あなたからも私はそう見えているのだろうか。

現実の世界では私のように探してくれているのだろうか。

私達は似た者同士なのかもしれない。」

あなたは
これまで一度たりとも
ひとりぼっちの時などなかったことを悟りました。

「ずっと一緒だったんだ。
繋がっていたんだ。」

安堵と
懐かしさと
恋しさから

あなたは泣いたり笑ったり

忙しくしていました。

光の絆

Photo by Osman Rana on Unsplash

そうこうしていると

あなたから相手へ

光の紐がどんどん伸びていき

二人は輝く紐で繋がっていきました。

距離と時間を超えて

光の紐を目で追いかけていると

自分と相手が地面の上に立っているのではなく

宙に浮いている事にあなたは気が付きました。

ピンクカルサイトが優しくも決然と語りかけてきました。

それを聞いたあなたは

自分と相手の距離が
さらに近くなっている事に気付きました。

「こんなに簡単に？
そう思うだけで？」

あなたは

宇宙が自分の思いに応じる事を
目の当たりにしたのでした。

頂にも麓にも同時に

素敵なレストランや
花屋さん
通行人など

あなた達の間に存在しているものも宙に浮いたままでした。

それぞれの位置関係は如何様にも出来た。
あらゆるものが柔軟でした。

全てが繋がっていて
その繋がり方はいくらでも自由に変えられる。

あなたは山の頂（いただき）にも、麓（ふもと）にも
同時に立つ事も出来るのでした。

出会う過程は幻想

3次元的な感覚では

あなたは玄関を出て
レストランの横を通り
何人もの通行人とすれ違ってから
相手のいる場所に辿り着くでしょう。

相手も道を歩き
花屋で花束を買い
何人もの通行人とすれ違ってから
あなたのいる場所に辿り着く。

そんな風にして

あなた達は沢山のチェックポイントを越えて落ち合います。

別ルートへ

Photo by Noah Buscher on Unsplash

ですが
この石の世界でのあなた達は

「光の紐で繋がっている自分達にとって
そのような物理的チェックポイントは幻想である」ことが理解できました。

それらの過程を飛び越えて

一足飛びで

同じ場所に立つ事が出来るのだと分かったのです。

光の紐をひょいと持ち上げてしまえば

二人はさくらんぼのように

隣り合わせにくっつくのです。

「運命は全て自分で選べるんだ！」

無意識の選択

あなたは
これまで自分が選んできた道を思い出していました。

そして確かに

愛する人と出会わない理由の方を

愛する人と微笑み合わない理由の方を

愛する人と手を取り合わない理由の方を

優先していたと気付いたのです。

震え

あなたは少し苛立ちました。

「ああもう、こんなに単純な事だったのに。
どうして誰も教えてくれなかったのだろう？」

と同時に

「でも
今から選べば…

『今、私は愛する人とオリジナルのストーリーを紡いでいる』と感じ取れれば、それは起こせるんだよね？」

あなたは喜びに震えました。

何故なら
もうあなたは、それを感じ取れていたからです。

近くにいたあなたの片割れも
光に包まれながら大きく笑いました。

現実を振り払う

「いつか」から「今」へ

あなたは大きく頷きました。

理由はいらない

あなたは
心を打たれていました。

愛する人が自分を愛してくれる喜びが全身全霊を駆け抜けました。

しばらくしてあなたは大きな笑顔を見せました。

あなたはもう

古いやり方を手放す覚悟が出来ていたのでした。

幻想を超える

「もういい！
成るようにしか成らないのだ。

どんとこい！
私は今、受け取る。

愛になる。

私は愛なのだ。

探さないし

欲しがらない。

私が愛なのだから。

私は既に愛なのだから。

今、ここで、愛を全うするだけなのだから。」

あなたと片割れをつなぐ光の紐は

輝きを一段と強くし

あなた達を大きな一つにしました。

『今』こそ全てなのでした。

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