過去世探索|サイキックエッセイvol.1
Spiritual essays
この間も姉の家に遊びに行った時
「さてと。そろそろリーディングタイムにしますか。」と言い出したので
「また?」と少し億劫がりながらも、スイッチを切り替えリーディングスペース(変性意識状態)に入りました。
姉「過去生ならなんでもいいので何か教えて下さい!」
姉はリーディングを受ける時、私に対して敬語になります。
私「…今、目の前に過去生のインデックスがスライド状に並んでるんだけど、どれを選んでいいのか分からないから、絞り込めるよう具体的に聞いて。」
姉「じゃあね…そうそう私は心の底から極端な寒さと暑さが嫌いで苦手なんだけど、何かそれに関連する過去世を見て下さい。」
私「…辺り一面銀世界。
そこにブルーグレー色の防寒着でモッコモコに着脹れした過去世の姿が見えるよ。」
過去生での姉の顔は、彫りは浅くはないけれど、印象的にはアッサリしていました。
肌は白く中性的な若い容姿。
フードを深く被っていたので髪の毛は見えなかったけれど、瞬間に金髪だと感じました。
「場所は…(南極だか北極、氷、雪のエネルギーを感じ、それらの画像がフラッシュのように光る)
あ、今”ノルウェー”って左側から聞こえた…(エネル ギー的な声が教えてくれる)。地理的にもそこら辺を示してるね。」
グーグルアースのように、地球全体図からノルウェーへとズームインしていく映像が別画面であらわれる。普段の私は世界地図からノルウェーを瞬時に指し示せ るか自信もないのに、なんでノルウェーの地形だとわかるんだろう?ともう1人の私は不思議に思う。
私「ところで、ノルウェーって寒い国?」
ノルウェーと伝えながらも、こんなに寒い国だったっけ?と理性が疑いだし、つい口にしてしまう。
姉「寒いよ!寒い。北欧だよ。」
私「あ…。」 ホッとしながらも、我ながらバカな質問をしたと苦笑い。
「木の小屋に入って暖を取ってる姿も見えてきたよ。」
銀世界が映し出されている画面とは別画面があらわれる。
「どちらの映像からも共通して、心の中は寒さに対する文句でいっぱいだね。
…どうやら自由じゃないのが一番嫌いみたい。寒いだけでも体は硬直する上に、外出する時は厚着して動きにくいし、屋内にいても煖炉の側から離れると寒いからこまめに動けず不自由でならないんだって。
今度は寒い国には絶対に生まれ変わりたくないっ!って思ってるよ。」
姉「あぁー!まさにその通りだよ。
そう言えば冬になると、誰よりも厚着してるのに、それでもまだ寒いって感じてたよ。」
私「東京にいるのに、ノルウェーにいた過去世時代の感覚が抜けてなかったのかもね。
(※姉がこの過去世を認識してから、冬に以前ほど厚着しなくなりました)
私「それじゃあ今度は暑さについての過去世を見てみるね。
…南の島…ハワイ?フラの格好をした女性が見える。
浅黒い肌に黒髪。まるでゴーギャンの世界だよ (ゴーギャンはタヒチですが)。
…この人は割とストイックで、神の為とか…、大いなる自然に全てを捧げて踊っているみたい。」
姉「あぁ、フラってそういう踊りなんだってね。」
私「そうなんだ?…この女性はリーダー格のようだよ。
夜明け頃や夕暮れ時のような太陽が地平線に近い時に踊ったり過ごすのが好きみたい。
とても魅力的な眼 差しをしてるよ。でも男性の下心みたいなものも見抜いてしまう人。あまり恋に生きるタイプではないね。
…えっと、暑さが嫌いな理由だよね(ここで場面が変わる)
…炎天下の元、一人でフラを踊ってる。
でもその太陽光のせいで肩から背中にかけて大火傷をしてしまったみたい。
それに対して、ひどく複雑な感情を抱いたようだよ。
神の為、自然の為に踊っていたのに…って、太陽や自然界に裏切られたような気持ちになったんだね…真夏の炎天下への恐怖…あと怒りかな。でもその怒りを抑 圧したみたい。
太陽に対して怒りを抱くのはいけない事のようにも思ってる。」
姉「あぁー!そうそう!もうね、憎くてたまらないんだよね(笑)
しかも、今思い出したんだけど、学生のとき海に行って、過去世と同じ箇所に日焼けし過ぎて火傷してたんだよ私。…そうか、そうだったのかぁ。」
と、他にも姉が気になる事に関する過去世を2つほど見、その日の過去世探索は終了しました。
こうして過去世を見ていると、地理や歴史の勉強になるなぁとよく思います。
例えば今回のノルウェーの美しい銀世界を見ている時、口にしていない部分ではこんな風に感じていました。
「昼間のように明るいけど…昼間の光とは何か違う…
…(ここで情報が降りて来る!)
え?夜が巡って来ない?…
でも時刻は夜のはず…。
…(ここでさらに情報!)
あぁそうなんだ?白夜なのか。
初めて見ちゃった。そうか、白夜ってこんな感じなんだね…。」
と、時間が感覚で分かったり、次々と情報が入ってきて詳細を知ることができたりします。
こうやって自分が見たものが本当に正しい情報だったのか確かめたい気持ちはありますが、不思議と確信も持っています。
ただ、確かめたい気持ちが強い時は大抵、後から偶然の一致により教えてもらえたりするのです。
たまたま見たテレビや、立ち読みした本や、ちょっとした会話から等々。
時には自らネット検索して調べてみることもありますが、そうしてやっと「あの時代に はホントにそういう事があったのか!」と理性は安堵し、もう一度ワクワクしたりするのです。
リーディングにより世界中の景色が見れることに感謝しながら、過去世話についてはまた今度書いてみたいと思います。
reico