UFOで脳内クリーニング|サイキックエッセイvol.9

REICO

昔、UFOに乗った時

私の頭の中をスキャン&クリーニングしてもらったことがあります。

(それの正式な名称は分からないけれど)

ある日のこと、私はあれよあれよとUFOに到着し

「おお!宇宙船の中は割と想像通り。」

だなんて

頭の中には現実的なセリフがよぎりつつも
滑らかに動いている自分に驚きながら

体は誘われるまま、ある部屋の方へ通されました。

部屋の中央あたりに装置があって
それに頭を当てるよう促されました。

当ててみると
脳内で「何かされている」感じ。

でも抵抗する気はさらさらなくて、意外にも平常心な自分がいました。

そして、終わった後はなんだかスッキリ。

危険なことなんて勿論なくて

すべてがスマートに行われました。
 


 

宇宙人側は
「これ(頭に使った装置)は大丈夫ですよ。良いことなので。」

といった主旨の説明をテレパシーで伝えてくれたのですが

何というか…そんなにハートフルではなかったです。

とても理路整然とした合理的な印象で
「クールだなぁ」と感じました。

でも決して嫌な雰囲気ではない。
安心感がありました。

この感じの正体は何なのだろうと彼らの心を透視で読み取ってみると

彼らは他者を操作することに意義を感じていない。

そのことが理解できました。

猫なで声で「だいじょうぶですよ〜心配ないですよ〜」と、感情に訴えかけるように優しく言えば分かりやすいはずです。

でも彼らは

私を安心させようとはしていなかったのです。

操作しなかった。
支配もなかった。

私の感じ方を尊重し、自由にしてもらって構わないという態度だったのです。

万が一私が誤解をして、嫌な感じに受け取ったとしても意に介さなかっただろうと思います。

どう思われようが
自分の信念に従っていた。
 


 

実際に私の頭はどうなったのかというと

要約すると脳内の整理をしてもらったようでした。

PCでいうところのディスククリーンアップのような感じ。
不要なものはクリアしてもらった感覚がありました。
 

ギュッと詰まったチョコよりも
エアインチョコのように風通しがいい感じに。

それからバックアップ的と呼べるのか
私の経験データを彼らに提供しました。

「あ〜、やっぱりこういう(SF映画によくあるような)流れになるんだね。やっぱりそうなるよね。」

頭の片隅でうなづき
どちらにせよ、この状況を自覚した時にはすでに始まってもいましたし

「まぁ、大丈夫でしょう!」と改めて同意しました。
 

「宇宙人に誘拐/アブダクションされた!」といった報告の中には
(その言い分が本当だったケースの場合)

もしかしたら
私と同じような経験をしたのだけど

当人がめちゃくちゃ怖がりだったので恐怖心だけ記憶していた、とか。
人間側が地球外生命体の真意を読み取り切れなかったから、とか。
地球外生命体側が私の時以上に無感情&無表情すぎたから、とか。
地球外生命体側が意図して記憶を消したけれど、やっぱり恐怖の感覚は強烈なので記憶してしまっていたから、とか。

そんなこんなで
恐怖の部分だけ覚えて帰って来ている人もいるんじゃないかなと思ったりします。

私はたまたま透視能力を使って彼らの思いを読み取れたので恐怖を抱きませんでしたが
そうでなければ「恐怖の宇宙人誘拐事件」として漏れ伝わることも考えられるかなと思います。

もちろん
私がUFOに乗ったケースと他の方のケースは理由も目的も違う場合も多々あると思います。
地球に興味を持っている地球外生命体は山ほどいると思うので。

あとは、UFOに呼ばれた時期というか年代によっても違うのかもしれません。
年々彼らの姿勢にも変化が出て来て、近年では人間を安心させる重要性に気がついたからというパターンもありえますよね。

何よりも

宇宙人の在り方には
色々と気付かされることが多かった。

人の姿形や在り方には、まだまだバリエーションがあって

やっぱりこの世界は見えたままだけではないのだと

探求にはもってこいの場所なのだと確信する、ワクワクした体験となったのでした。

編集後記
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