自分を知る者は道を極める|善逸から炭治郎へ、そして縁壱【全集中】
REICO
「鬼滅の刃」より
戦いの真っ最中に炭治郎が
善逸から言われた言葉を思い出すシーンを引用します。
自分のさ
体の寸法とか
筋肉の一つ一つの形ってさ
案外きちんと把握できてないからさ「それら全てを認識してこそ本物の“全集中”なり」
って俺の育手のじいちゃんがよく言ってたなあ
鬼滅の刃15巻より
そして炭治郎はそれを実行します。
筋肉の繊維一本一本
血管の一筋一筋まで
空気を巡らせる
力を足だけに溜めて、溜めて。
自分を隅々まで知る
自分自身を知らないと
自分の本当の気持ちも、願いも分からない。
分からなかったらどこに立っているのかも
どこへ向かっているのかも分からない。
逆に言えば
自分の事を把握していたら
自分の本当の気持ちに寄り添える。
だから的を得たように肯定できる。
自分のこれまでの願い方にも気づけて
確かに今この瞬間は
ものすごい精度で自分の望み通りな事なのだと驚嘆する。
その望み方がズレていたから楽しめなかったけれど、と。
自分のことを勘違いしていたからズレてしまっていたけれど。
つまりは願いは常に叶ってはいた。
そこでようやく方向を調整し直せて
自分の真の願い、正しい願い方を思い出し
そして成就させられる。
まぐれじゃなくて
いつもきっちり当てに行ける。
「全集中の呼吸=自分を知る」
自分の人生を掌握する。
同じ場所に辿り着く
鬼滅の刃の別巻で「始まりの呼吸の剣士」「日の呼吸」を生み出した縁壱(よりいち)が言ったセリフも引用します。
道を極めた者が辿り着く場所はいつも同じだ。
結局、人はみな
同じ真理に辿り着くんですよね。
どういう経由でそこに来るかは人それぞれだとしても。
どの道も
どのタイミングも
全てが素晴らしいんだろうと思います。