七夕祭ヒーリングで過去世の夢や記憶を取り戻した|0685

一部「鬼滅の刃」のネタバレ2箇所含まれます。
ネタバレの部分は背景をグレーにしており、パッと見では分からないようにしてあります。原作をご存知の方は是非お読み下さいませね。
※いや〜アニメ化が楽しみですね♡

一昨日七夕ヒーリングを受けて一年後、振り返ってみると、周りの人にとても恵まれていることに、改めて感謝。

同性異性問わずお誘いが増えましたが、とてもありがたい反面気持ちが動かないことも多く、無理せず自分の心に従っています。

この状態は、なぜだろう?
何かひとつしっくりせず、ひっかかる、、
喉元まで込み上げてるのに、出そうで出てこないような。
、、また何か、重要なこと忘れていないか?

私は自分のこと、特に恋愛に関することを、本当~によく忘れます(-_-;)
長ずるにつれ、いつのまにか人生の優先順位の後になってしまったことを差し引いても、ロマンティックさの欠如ぶりに、我ながらつくづくガックリ、日々反省。

しかしその後、reicoさんがブログで「銀河編」を発表してくださったのを、改めて一連の記事を繰り返し読み込んでいるうちに、遠い記憶の彼方から、忘れていたことが不意に甦ってきたのです。

もう遥か昔、まだ学生だった頃のこと。

当時、遠距離恋愛になり、久々に恋人が泊まりにきてくれた、その翌朝の出来事でした。

予期せぬ、不思議な夢を見たのです。

私は屋敷の奥深くに隠され、閉じこめられて暮らしていました。
性別は女性、年の頃は10~15歳位。髪形と着物の様子から、平安時代かせいぜい鎌倉初め?のように見えます。

私はその年頃としては大変小柄で、華奢です。
理由は、すぐわかりました。
腰から下、下肢が生まれつき動かせないのです。
腕の力での移動や、簡単な身の周りのことは何とかできたようでしたが、誰かの介助が必要でした。

セピア色の、古びた薄暗い映像のような、でもあまりにリアルな光景から、いくつかのことが伝わってきます。

母を亡くし、他の家族に疎まれ隔離されたこと。
幽閉に近い暮らしであること。
しかし、私の世話をし育ててくれた人達には、とても大事にされていること。

そして、私の傍にはいつも、誰より信頼できる、大切な乳兄弟がいました。

彼は数歳年上で、弁慶のごとく背が高く体が大きな人です。
成長し、狩りや任務の時以外は可能な限りそばにいてくれ、私もいつも彼の帰りを待っていたのです。

私達は、幼い頃から強くて深い絆で結びついていました。

私の何よりの楽しみは、春、花を観に行くことでした。

動けない私を、いつも乳兄弟が抱き上げ、時におぶって連れていってくれるのです。
梅、桃、桜、とりどりの野の花、、
私を背負い彼が長い石段のような所を登ります。
登りきったところは、崖になっている高台で、小さな丘のような所でした。

そこで、降ろしてもらい、二人で花びらが風に舞う中、何とはなしに花を眺めて過ごす時間はとても豊かで、幸福以外の何物でもありませんでした。

寄り添いながら風に吹かれて、私と彼はいつも同じような会話を交わします。

・・次の季節は、私は花なぞ観られないかもしれない。
(肺も弱く、体も丈夫ではなかった)

何も変わりませんよ。
私がこうして、お連れします。
これからも、ずっと。

私のような者にいつまでも、構わなくてよい。

自分は貴方と一緒にいたいから、こうしているのです。
ずっとそばにいます。
たとえどんなことがあっても、一緒にいるから。

そうして最後は、二人で顔を見合わせ、笑うのです。

・・・そこで目が覚めました。
隣には、付き合っている彼が寝ています。

、、、違う。
絶対にこの人じゃない。

夢に出てきた乳兄弟が、当時の恋人ではないことを直感的に確信してしまい、自分でも愕然。。
心臓を冷たい手で、ぎゅっと掴まれた感覚でした。

前夜、幸せな時間を恋人と過ごしたつもりでした。
でもそれは、夢の中で乳兄弟と過ごす、あの満たされた至福感には遠く及ばなかったのです。

夢の中の時間はほんのひとときですが、恋人とはもっと長く濃密な時間を過ごしたはずなのに、、と暫く思考停止状態に。

どういうことなんだろう?
私、どうしちゃったんだ。

夢に出てきた場所も、当時住んでいた町や故郷でないことはわかりましたが、見当もつきません。

でも、この少女は、間違いなく過去世の私なのだ 。
その確信だけは不思議なくらい揺るぎません。

その時点では、夢は夢として胸におさめました。

今の自分にとって大切なのは、隣で眠っている恋人だ。
この夢が何を意味するのかはわからないけど、、現実で付き合っている彼との関係を築くことが第一だ、と自分に言い聞かせました。

まずは現実の恋人との関係を大切にし、努力しようと思いました。
当時、私は自分とは価値観が違いすぎる恋人との間の、違和感を埋めようと、必死でした。
恋人は「つかず離れずで、会いたい時に会える関係でいたい」が口癖で、夢の中の乳兄弟とは全く違っており、私も同じ姿勢を求められていたからです。

結果的にその恋人とは紆余曲折しながらしばらく付き合って別れ、数年後のお正月。

都内のある神社に初めて参拝した時、不意にあの夢の記憶が甦ったのです。

参道の石段を登っていた時、懐かしい、不思議な感覚が襲ってきました。
ここは、来たことがある、、よく知っている場所だ。。
いつか見た夢の、あの丘だ!

同じ頃、その地名に強く惹かれ、懐かしさのような感覚に突き動かされる度に、何度も足を運んでいた場所もありました。

その場所に立ち、崖上を見上げると、いまでも胸がかき乱されるような、言葉にならない激しい気持ちが起こります。

何なのだろう?これは。

当時、仕事が激務だった私は、遅刻しないよう「朝ちゃんと起こしてください」と「見えない誰か※」に祈って眠るのが常でした。
すると熟睡でき、ちゃんと目も覚めるのです。
これを、やってみたら何かわかるだろうか?
※その頃は、「ハイヤーセルフ」のことを全く知りませんでした

そしてある日、引き寄せられるあの場所には何か意味があるのか、理由を教えてください、と祈り床についたのです。

その夜夢を見ました。

辺りは炎に包まれていました。
火事です。
これは、、以前見た夢の続き?

私は成長し、少女から一人の女性になっていましたが、下肢は不自由なままです。

屋敷の奥深くに隔絶された私は一人取り残され、逃げ遅れたようです。

私は炎に巻かれて、死ぬのだ。
たった一人きりで。

怖い。
熱い。苦しい。
でも私を育ててくれた優しい人達、そして亡き母の元へ行ける。
形見の数珠を握り締めます。

不自由な身で、疎まれ続けたけれど、潔くさだめを受け入れよう。
、、一目、最期に会いたかった。
覚悟しました。

そこへ、乳兄弟が飛び込んできたのです。

彼は、逃げて、と泣きじゃくる私を抱きかかえ、脱出しようとします。

決して一人にしません。
一緒にいます!

火の回りがあまりに早く、あっという間に炎に囲まれました。

苦しい。息ができない、、
音を立てて燃えさかる柱が落ちてきたのを、私を庇って乳兄弟がその背に受けました。

ずっと、そばにいる。
一緒ですよ。

彼がそういって、精一杯の力で私を抱き締めてくれた時、深い安堵と大きな喜びに包まれました。

目が覚めたら、滂沱の涙。。

この人は、いったい誰なんだ?
今世で、もしや、、と思った人はいましたが、やはり違った、、と後で思うばかりでした。

この夢はやはり私の過去世だと、さらに確信するような現世の符号もありました。

最初の夢の後、交通事故に遇い、治療時の精密検査で先天性の下肢障害が腰にあると判明。

普通なら幼少期に、歩行困難や運動ができず発覚するのだそうです。
お医者様から、小さい時走ったりできなかったでしょ?よく何事もなくここまでこれたねーと驚かれ、
走るのは苦手だった、そもそも足をどう動かしたらいいかわからず、前に出せなかったことを思い出しました。

小児ぜんそくで、寝たり起きたりの日々を送ったこともありました。
その時、理由はわからないまま、また同じことを繰り返すのか、、と子供ながら暗澹たる気持ちになっていたことも。

そして何より、幼い私にはいつも不思議に思っていたことがありました。

どうして私の大切な幼馴染が、側にいないのか?

この頃、乳兄弟という言葉を知らず、幼馴染と同じ意味だと思っていました。

いつも傍にいてくれた誰かが、今回はいない。

それは、体のどこかに深い穴が空いているかのような寂寥感でした。

そして、幼い頃から辛いことがあると、必ず私の胸に強く浮かぶ、ある信念があります。

私はいま五体満足だから、頑張らなくっちゃ。
今回は、体の不自由がないのだから、いくらでも努力するんだ。

あまりに自然に思っていたことなので気がつきませんでしたが、この古い時代の夢を見て、はたと意味がわかった気がしました。

今回って、、なんだ?
そうか、過去世は下肢が不自由だったから、、

そのハンディの記憶のためか、私は体を限界寸前まで酷使し、喜びと満足を覚える脳筋な所満載で、今世でも周りから驚きを通り越し呆れられることが、しばしばあります。

そして実家の片づけをしていた時見つけた、文集にあった自分の言葉にまたもや衝撃を受けました(忘れすぎ)。

「将来の夢:武蔵野に行く、いつか武蔵野の地に帰ること」

親族や幼馴染にも、
「あなたはなんだかんだ言って夢を叶えたよね、いつか『武蔵野で暮らす』って言ってたものね」
「何で、東京って言わないのか不思議だったけどさ」

美術の授業で見た、武蔵野の原野を描いた日本画に、なぜか望郷の念を抱き、いつまでも眺めていたことも思い出しました。

この二つの鮮烈な夢は、七夕ヒーリングを受けるまで、本当にまるっと忘れていたことでした。
(なんで忘れるの!あああああ!!)

昨年の七夕祭の時、確かそよそよした波長みたいなメッセージ、受け取ったよね、私、、と確認したところ、

!!(゜ロ゜ノ)ノ

夢で、乳兄弟の彼が言ってくれてた言葉、まんまではないか、、

どんなことがあっても、一緒にいる。

千年かけても逢いたい人は、どこにいるのだろう。

私は鬼滅にドハマりし(本当にreicoさんに大大大感謝☆)

ネタバレ1ここから(3行程)

中でも大きな衝撃を受けたのは「おばみつ」の最期※でした。
※最終決戦で瀕死の恋柱(甘露寺蜜璃)が、いつも傍にいて守ってくれていた蛇柱(伊黒小芭内)に告白し、抱き合って死に向かっていく場面。

ほぼ一月あまり、1日に何度も読み返す度に、大号泣。泣きまくりの毎日。
涙が止まらず、ジャンプ立ち読みしたスーパーで、だ、大丈夫ですか?と見知らぬ人に心配される位の、心の乱されよう。

ネタバレ2ここから(1行程)

みつりちゃんが伊黒さんに抱きしめられ、涙を流しながら愛を伝える表情が毎日フラッシュバックして、

私も、かつてこんなことがあった気がするのに!どうしていいかわからない、、と強く反応。
いくら感動したからといって、おかしいくらい、身も心も絶え絶えでフラフラの毎日でした。

それが、これだったのか、、

ノートワークしていて、昨年の七夕ヒーリングで受け取ったメッセージを書きながら、
私遠距離でも通いでも、事実婚でもいいんだけどな、大抵のことは一人でもやってけるようになったし、現状支援が必要なきょうだいの世話してると物理的に難しいし、、なんでこのメッセージなのかな?と不思議で謎で、仕方ありませんでした。

現状では、この乳兄弟に匹敵する相手は、現れていません(よもや私が気がついていない?ことも含めて)。

しかし、七夕ヒーリング後、私に起こった最も大きな変化、それは、

私はかつて、誰かを深く愛し愛されていた。

と気がついたことです。

この記憶を取り戻したことで、物心ついた時からあった言い知れない孤独感、深い穴に落ちていくような陰鬱は、自分を生き抜く勇気と充足感に変わってゆきました。

おそらく、私達はそのまま館の炎の中で息絶えた、短い生を終えたのだな、とおぼろげながら感じました。

でも、たとえ夢の中であっても、大切にしてくれ、命を懸けて自分を助け身を呈して守ってくれた人がいた。
そんな私に、自分は価値がないなんて、勝手に決めてしまってどうするのだ?

そう思うようになったのです。

数年前より私の生活は激変し、次々押し寄せてくる難問に頭を抱え、悲鳴をあげそうな日々が続くこともあります。
でも、かつて誰かと深い絆を結び信頼し愛し愛されていた、そう信じられることが、私の大きな支えになり喜びと誇りになり、明日を生きる原動力になりました。

七夕祭のヒーリングでメッセージを受け取らなければ、私は夢の記憶を忘れていたままだと思います。

端からみたら、嘘のようなお伽噺、ただの妄想に思われるかもしれません。
でも、疑いなく信じられること、それは私が日々を、明日を生きるための思いがけない大きな贈り物でした。

七夕ヒーリングで、私と同じように、過去世の夢や記憶を取り戻した方がいたら、お聞きしてみたいな、と思ったり(*^^*)、そして、今回もまた、、!

さらに、七夕ヒーリング後、以前から大好きで、でももう何年も辛くて聴けなかった、ある曲を再び聴けるようになったのです。

STARDUST REVUE
『夢伝説』
https://m.youtube.com/watch?v=6F10jXwK5Ew

この曲を久々に聞き始めたら、夢で見た古い時代の、いろいろな光景が自動的に脳裏のスクリーンにとめどなく流れ始めるようになりました(驚)。

まだ、あのメッセージの意味は??なのですが、周りが心配していた現状の生活を奇跡的に乗りきれているのは、間違いなく七夕祭で受け取った、揺るぎない思い、大きなギフトのお蔭です。

Reicoさん、本当にありがとうございました。
そして、今回もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

感謝と、愛を込めて、、

name:あきこ様
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