王様ランキングすっごく良かった|ピュアこそ最強!悪意を手放そう
そんなこんなで年末メッセージがコロナ禍によって遅れに遅れている最中ですが。
そろそろ6月末のタイムリミットが近づいております。
…怖い。
本当に書き上げられるのかしら。
いや書きますけど。
でも途中で風邪ひいたら数日遅れるかも。
あれ?なんだったら今、悪寒が走ったような…
と、予防線をはっておく姑息な人間。
悪知恵ばかり働かせ
逃げる為のアイデアには事欠かない臆病者。
なんて卑怯な人間なのでしょうか。
でもこれが私。
あーはっはっはっ(壊れてます)
話は変わって
と、こんな時に呑気な話ですが
メッセージをお待ちいただく間に素敵な物語をと思いまして
ここ最近読んだ中で久々にグッときたものをご紹介してから
また仕事に戻りますね。
王様ランキング(連載版)
寓話のようなマンガ
絵柄は寓話というか絵本チックで可愛らしいのですが
内容がもうね、なんとも深いのです。
“王族の長男で、巨人の両親を持ちながらも、自身は体が小さく、短剣すらまともに振れないほど非力な王子ボッジ。
しかも耳が聞こえず、言葉が話せないボッジは、周りからは次期王の器ではないと噂され、どこか空虚な毎日を過ごしていた。
しかし、ひょんなことから心が通じる「カゲ」という友達を得て、人生が輝き始める。
主人公がとことん純粋なのですが
案外読み進めていくと、「全員ピュアっ子なんかーい!」っていうくらいピュアで愛おしい。
でね、どことなく「鬼滅の刃」的というか
どこにも悪役がいない感じなんです。
鬼滅の刃での悪者は鬼である訳ですが
だけど鬼が鬼になるまでの、それぞれのヒストリーを読み解けば
「あぁ、そうか。そういうことがあったんだね…」って共感できて
相手への悪意を消し去ることができたりします。
こちらの「王様ランキング」も、どこかそういうところがあって。
みんな一面的な存在じゃないもんね、多面的だよねと。
色々な想いを抱えて生きているのが人間だよね
と、誰のことも排除しないでいられる感じがあります。
悪意は己の中にある
「悪意」こそが罠で
相手の中に悪を見出した自分の中の悪意と向き合うことこそが大切で
その悪意を手放せれば手放せるほどに
幸せになれる。
悪を倒すことが光の勝利なんかじゃない。
悪を排除することが正義なんかじゃない。
悪だと思っていたものへの悪意を
自分の中から消し去れたら
自分の中の悪意さえも愛の中に統合できたら解脱!なんだよね。
純粋さのパワー
なんかね
王様ランキングは、こういうことを押し付けがましくなく感じさせてくれるピュアな物語だなと思いました。
アニメ化も決定されたとのことで
子供と一緒に見れたら良いなと思っております。
王妃ヒリングの治癒力
そうそう、子供といえば
非力な王子ボッジの義理の母親である王妃ヒリングには、ヒーリング能力があります。
ボッジにその治癒力を見せる場面が好きです。
+ + + +
そんなこんなで
また本業の方に力注いでまいります。
ではでは。