インフィニット無限の記憶|中二病の感覚は遠い記憶のゆさぶりかもよ
『インフィニット 無限の記憶』
主人公のエヴァン・マコーリーはある日、
今まで見ていた幻影(ビジョン)が前世の記憶であり、
自身が何度も転生を繰り返していると気づく。
彼はその後、自らと同じ秘密を抱えた人々が結成した組織「インフィニット」と出会い、
組織のメンバーへと加わるが…。
それは、世界の命運を懸けた過酷な戦いの始まりだった。
去年プライムビデオで公開された作品で、ブログでシェアしようと思っていたまま一年以上過ぎてしまいました。
とりあえず部分的に設定内容が良いので。
設定内容のどこかしらには、何か刺さる人もいるかもなと思うので記しておきますね。
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作品自体に中二病感はあるのですが。
それとは別に、なぜ中二病なる感覚が人に起こるのかっていうところまで考えてみると、人類の歴史が面白く感じられると思うんです。
一番多感な時期に、なぜ中二病的な感覚が発症するのかっていうね。
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赤ちゃん時代を卒業し
やっと世の中のことがある程度認識できるようになり
しかも感度も高まっている時期。
自分が置かれている社会が、自分がいるべき場所とは思えないと感じ始める。
自分自身や
自分を取り囲む何もかもが
本体の自分のものと違うって感じる感覚。
自分は、自分が思う以上の何かを知っているはずなのに。
もっと思い出さなければならないことがあるはずなのに。
でもこの社会はそれが何なのかを教えてくれない。
思い出す時間さえくれない。
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漫画の影響だ、とか
SF小説の読みすぎだ、とか。
現実を直視できない現実逃避でしょう、とか言ってしまうのは簡単だけど。
そもそも何故、そういう感覚になってしまうのか。
遠い記憶があって
忘れてしまった約束があって
今の年齢を超えた経験があるのを内側で感じるから…だったとしたら?
そんな風に思いを巡らせられる人が増えたら、社会はもっと面白くなるはずなんですよね。
学校教育も格段に変わるんじゃないかなぁ、なんて。
詰め込み型じゃなくて
放牧型になっていったら良いなと思う次第。
(あれ?映画の話が教育の話になってしまいました)