木にお願いをしたら木がよけてくれたお話|富士山
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我が家の窓からは富士山が見えます。
近所には富士山に少し被さるような位置に大きな木が生えています。
なので窓から見た時に木々と富士山とが良い感じで重なる画角になっています。
ただその木が富士山に被り過ぎるほど随分伸びてきました。
「木々が見えているのはありがたいけれど。
もう少しだけ富士山の中間部もスッキリ眺めていたいなぁ。」
そんな風に思いました。
他の意見も受け入れる
それを主人に伝えるとこう言いました。
「え?そう?
俺なんかは木々と富士山のコントラストとか合わさっている感じが好きだけどな。」
あぁ、そうか。
そういう見方もあるよな。
私は富士山の中間部も見たかったけれど
人によっては山頂部分だけ見えていれば十分良い画角に感じるよね。
それで私は「木にだって申し訳ないしね。分かった、じゃあこのままで良い。」と考えを改めました。
改めを改める
それからしばらくして「やっぱりもう少し富士山のパワーを視覚的にも味わいたいなぁ。」とまた思い始めました。
とは言え木に文句がある訳じゃない。
私が富士山や木達を眺めている位置が問題だもんね。
私のわがままだよね。
それでも一応、木に声をかけてみました。
これは私のわがままだから聞いてもらえるだけで良いよ。
あのね、もしあなたの方で問題ないようなら
そろそろ剪定をしてもらう事は可能だろうか?
可能なら木の上部のエネルギーを抜いて準備をしておいてね。
このままだったとしても愛しているよ。ありがとう。
そう伝えたらスッキリして、現状を受け入れられる感覚になりました。
たぶん3日後
そこから数日経った先一昨日(さきおととい)の木曜日。
朝起きて窓のカーテンを開けたら
少し離れた場所に大きなクレーン車が2台見えました。
「…え、もしかして?」
なんと早朝からあの木が剪定され始めていたんです。
数十分後にはちょうど富士山に被さっていた箇所だけが剪定されていました。
ありがとうの嵐
私の思いを汲んでくれたのか
偶然の一致なのか
引き寄せなのか
神の奇跡なのか
その全部で、これが宇宙なんだろうな。
とにかく心から「ありがとう」と木に伝えました。
そして関わってくれた方々にも感謝の思いを送りました。
全ての歯車が一致していたのなら何よりだなぁと思い、笑顔で一日を過ごしました。