【地獄の正体】中毒から抜け出し「もう傷付かない」と決めよう

REICO

流れ星、宇宙、空Photo by Alexandre Brondino on Unsplash

私たちの多くは何かしらに中毒しているんですよね。

自分ではそうだと気付かずに。

むしろ「それが当たり前。それが正義。何故みんな自分と同じように考えないんだ!」と思っている。

力を解き放て

例えば
傷つくことに中毒していたり
怒ることに中毒していたり
怖がることに中毒していたりします。

「傷付くこと」に中毒している時には、どのような事柄からも傷つくポイントを見つけ出します。

自分では気付いていませんが
傷付けるポイントに飛びつきます。

普段は明るく心優しい人であっても、傷付くことを決めていると、最悪どのようなやり取りからでも傷付きます。

先に結果を決めているからです。結末を。

なのでちょっとでもキッカケがあれば発動するんです。

反論も幻想だよ

傷付きやすい人の反論はこうです。

「そうじゃなくて、本当にみんな悪い人なんです!
思いやりもなく、自分勝手で、私を傷つける愚か者なんです。
人の気持ちの分からない人ばかりで、私はボロボロです。
なんとか世直ししたかったけれど…
もう本当に人間が嫌いなんです。」

これを言う為に
こう思う為に
ゴールを決めているので
物事の表面に反応し、善悪の物語の中にとどまろうとします。

「私、傷付けられました!」と過剰反応し、予測通りの物語に帰結します。

物事や相手の態度の本質を読み取ろうとはしません。

自分を傷付けた理由は相手にしかなく、自分の中には無いと信じ込むのです。
本気でそう解釈しているので
感情体をこれでもかと動かすので
次第に真実味を帯びていきます。

そして現実を固定化し、シナリオの中で傷付いては(自分にとっての)悪人を生み出し、世界を嘆く。
この繰り返しをします。

途中で「さぁ、そこから抜け出そうよ!」
「もうそんな事はやめようよ!」と、本気で向き合う友が現れても
友でさえも敵にしていき、親和性の高い傷付けられる物語に戻っていきます。

これが地獄のはじまりです。

これを死んだ後も続けるのが地獄の正体です。

地獄とは

中毒の度合いが強いと、死んだ後も中毒した物語を続けます。

肉体表現を一旦手放すと、そこでは思った通りの現実ホログラムを作り出せます。

目覚めることはなく
亡くなっている事にも気付かずに、延々と人に傷付けられるシーンをリピート出来ます。

思い込みが強すぎると、3次元的体験を抜けても向こう側で思い癖が続くんです。

ひとりよがり

ですが、そのホログラムは独りよがりで生み出したものなので感動は生まれません。
地球上で多くの人達と生み出している最大公約数の社会みたいなのとは違い、誰とも繋がりを持っておらず、世界から隔離して生み出したホログラムなので真の意味で面白くないのです。

生きがいもやり甲斐もない。
意味も見出せない。

他者を遮断しているからです。

私達は他者と繋がることで心が動くんです。

孤独も幻想だけどね

中毒している「傷付くこと」は当人を孤独にしていきます。

そして悪人にされた周囲の人々も落胆し、次第にその人を避けるようになります。

何故なら何をしても理解してもらえず「傷付きポイント」のネタにされるだけだからです。

その人のことを大切に思うので下手に近付いてことを荒立てたりもしたくない。
その人にこれ以上傷付いて欲しくはないんです。

ビッグスケールの愛

人は決して嫌われて一人になるのではなく
愛されていても一人になってしまうことはあるんだよって事なんです。

いつだって愛されているんだよ、と。

愛し方、愛され方はたった一つじゃなくて
人が変われば、時期が変われば色々あるんだよって話で。

だから、今誰かがもしも孤独なのだとしても
それはその人が愛されていないからではなく
愛された上で、その人の中毒性をも尊重してもらえているからなんです。

つまり
中毒しているあなた丸ごと愛されていて
文字通り、ありのまま愛されているっていう事が起きている。

だからね、
安心して「自分は今愛されている!」と知っていて良いんです。

そして「愛されていた」と分かったら何を感じるのか。
何を思うのか。

その感覚が目覚めだと思うんです。

地獄回避です。

みんなと繋がりを持っていたあなたを、あなた自身が「見〜つけた!」になる。

そんなことをお伝えしたかった本日です。

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