お赤飯で伝わる手際の良さとおもてなしの心(ギフトダイアリー17)

REICO

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ギフトダイアリー第17回 お手製の「お赤飯」

昨年、お客様よりいただいた手土産ギフトのご紹介。

なんと
サロンに来る前にお赤飯を炊き
詰めて、持ってきてくださったとのこと。

大人女子の手際の良さ。
おもてなしの心に完敗です。
ふっくらと炊きあがっていて本当に美味しかった。

一気に食べてしまいました。

作り方を伺ったのですが
お赤飯に使う豆って「あずき(小豆)」じゃなくて「ささげ」の方が良いのだそうです。

それを聞いた時
母もお赤飯を作る際にささげを買ってきていたことを思い出しました。

まだ私が幼い頃
母が買ってきた「ささげ」と書かれている豆袋を指して

どうして小豆じゃないの?
ささげって何?
間違って買ってきてるよ?
小豆の方がいいんじゃないの?
お赤飯に使う豆は小豆だよね?と

知ったかぶりと正義感と粗野な親切心を振りかざしていたら

「ささげが良いのよ」
と優しく諭されたことがあったんです。

その時の母の佇まいと
「むしろ、ささげ」であるべき理由を聞き、ばつが悪かったっけ。

でも案外「ばつが悪い」体験ほど記憶に残ったりするので良かったのかもしれません。

こうやって、しっかり私の知識となってくれて…って
この時まですっかり忘れてましたけど。

ささげの方が皮がかたく、煮崩れせず豆の形がきれいに仕上がるのだそうです。

お赤飯って、善人って感じしますよね。
人に例えたら。

なんだかあったかくて包容力があって。
聡明なんだけど多くを語らず、微笑、みたいな。

なんて、人によってお赤飯像は違いそうですけど。

改めまして、ありがとうございました。
どうぞ、この喜びの百万倍の喜びが訪れますように。

※去年の夏企画・ギフトダイアリーでご紹介しきれなかったお客様からの手土産ギフトを時差ありまくりで気にせず年をまたいで続きを行っているコーナーです。
このような感じで
あともう少し、未掲載ギフトをご紹介していきます。
今年いただいた分も年内に掲載し、時差をなくしていきます!
(いつも本当にありがとうございます)

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