こうあるべきとの付き合い方|優柔不断感も許容するファジーな今日だけムーブ

REICO

ショッピングバッグPhoto by freestocks on Unsplash

自覚している、していないにかかわらず

誰しも、こうあるべきという「自分にとって当たり前」の世界観を持っていると思います。

「何かするなら成功しなければ」とか

「人付き合いはこうでなければ」とか

「あの態度は絶対に悪意がある」や
「あの人に嫌われたら人生終わり」だったり。

「親はこうあるべき」
「子はこうあるべき」
「家族はこうあるべき」
「この年代ならこれをしてるべき」

「自分はこうあるべき」

それこそ一人ひとりの中に沢山の「こうあるべき」がある。

それはまるでショッピングバッグ(手荷物)のように抱えていて

そうした世界観を通して人生をとらえている。

軽い荷物と重い荷物

で、それで「上手くいっている=心地よく感じている」のなら全然良いんですよね。

持ってると軽やかに歩めて
その信念のおかげで色々調子が良いのならそのままで良くて。

でも、心地よく感じられていないのならば
持ってると歩みが遅くなる重い荷物ならば

その「こうあるべき」をとりあえず一旦置いてみる。道の端っこに。

で、置いたまま一日を生きてみる。

「今日だけ」ムーブで

一旦ね、一旦。

そんな大層な話じゃなくて。

お試しの、一回こっきり的なやつです。

「今日だけ特別に」的な動きで。

さらっと

「この先一生手放す」とか「決断する」みたいな感じだと、タイミングによっては心理的負担が大きいんじゃないかと思います。

これまで当たり前にしていた「こうあるべき」を変えるのって、まぁ大変な事が多いじゃないですか。

だったり、その日盛り上がって「よし!今日からこう生きるぞ」と決断しても、翌日には元に戻っちゃうものなら、自分にがっかりしちゃう事もあると思います。

そんな時には「一旦ね、一旦!」みたいな、優柔不断感も許容するファジーな感じでね(雰囲気で読んで)さらっと、騙し騙し切り替えて行くのもアリだと思うんです。

「いやいや、あの荷物はまた取りに行くかもなんで。全然変更可能なんで。別にいつでも取り返せるんで。」と、引き返すかもしれない自分も受け入れながら、自分にストレスをかけずに過ごしていく。

何かしらの「こうあるべき」は道端だったり、忘れ物センターに置いたままで進んでみる。

で、気が付いたら数時間、あるいは数日忘れたまま過ごせたりして。

「あれ?意外とイケるかも」な具合に。

それ以前は自分にとって当たり前だった「こうあるべき」がなくても人生に問題なんて起きないと実感する。

なんだ、大丈夫じゃん!って。

むしろ無い方が心が軽いじゃないか!ってなる。

(勿論、キリリと決断するのが良い場合もあるよね。)

毎日生まれ変われる

気に入ったならそのままGOで良い。

今一つなら引き返して、とりあえず現状維持しても良い。

私たちは毎日、なんだって選択できる。

出来ない理由なんて、極論どうだって良くて。

実は選択肢は無限にあるんだって想像している方が良い。

「もしできるなら?」って想像している方が数億倍良い。

むしろね、
人生はそうやって創造していくのだから。

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