映画「ワンダー君は太陽」が教えてくれる幸せになる勇気

REICO

ワンダー 君は太陽

これは泣きました!

休日に家族がAmazonプライムで映画を見始めたので

一緒にリビングにいた私も見ていたら…

終始大泣き!

家族も感動。
見てみて本当に良かった。

映画「ワンダー君は太陽」めちゃめちゃ良い映画でした。

優しさの半分は勇気

映画のキャッチコピー「やさしさの半分は勇気でできている」を読んですぐ、「バファリンの半分はやさしさでできている」を連想した人は私だけではないはず。

それはさておき
映画を見終わると、まさしくキャッチコピー通り!となります。

どんなお話なの?

https://www.youtube.com/watch?v=ahZ6bBwf2zo

上の予告編動画を見ていただければ察しがつくかなと思うので映画の内容は省きますが

みんなとほんの少し違うだけで生きづらかったり
自信が持てなかったりって、程度の差こそあれ誰しも経験があると思います。

主人公のオギーも同じくで。

彼は生まれた時から何度も何度も手術をして顔には傷があり(詳しくは映画にて)
学校には行かずに自宅学習でお母さんに勉強を教わっていた。

でも、そろそろ学校に行った方が良いよね
だったら学期はじめのこのタイミングで
これを逃したらずっと社会を怖がったままになる!
と飛び込んだ学校生活。

そこで待ち受ける、必ずしも最初から自分に好意的ではない人達の中でどう生きるのか。

勇者オギーの生き方、在り方を丁寧に描いた物語。

私はカジモドだった

ふと、ディズニー映画「ノートルダムの鐘」を初めて見た時のことを思い出しました。

当時、呼吸困難になるほどに号泣し尽くした映画です。

主人公のカジモドの孤独や哀しみに、100%共感してしまい
涙が止まらない、鼻水も止まらない、嗚咽も止まらない!

で、息が出来ない。
完全にカジモドにシンクロ。

昔の話です。

そう、昔は自分のことを
「世の中に出してはいけない」
「自分はまともなみんなとは違うヘンテコな存在だから」と思っていたんです。

もちろん普通に生きている感覚も持ち合わせていたので、表面的にはある程度バランスを取っていたと思うのですが。

カジモドを見た時に、普段は奥の方にしまっていた思いが噴出しちゃったんですよね。

「あぁ、これは私だ」って。

今となっては懐かしい思い出です。

懐かしい…遠い目
今はほとんど癒されまして、この映画は平常心で見れるようになりました!


ノートルダムの鐘

多角的に描かれている

話を元に戻して。
この「ワンダー君は太陽」ではオギーの視点だけではなく
他の主要人物たちの視点もちゃんと描かれています。

オギーを見守る親の視点。
注目されるのはいつもオギーだったお姉ちゃんの視点。
オギーと仲良くなっていく友人の視点。

実際の人生(物語)も決して一面的なものではなく、たくさんの面、視点で出来ていますよね。

人生には表面化=文章化されていない行間がある。

だから目に見える部分だけで判断しないことはとても大事ですし
すぐにスネたりしないで、愛を見つける覚悟を持つ。

この映画を見てもそう思わせてくれると思います。

生きているだけで十分

私は特に親の視点で泣いてしまいました。

オギーの両親はとても良い人達で丁寧に子育てをしていますが
それでもやっぱり親だから子供のことを心配もする訳で。

親からすれば
子供が笑顔で元気でいてくれたらもうそれだけで十分なのに
その笑顔が失われるのを見るのは辛い。

でね、これって自分自身にもそんな風に思ってあげないとだよなぁと改めて感じました。

ありのままを認める勇気

自分自身にありのまま以上のことを求めずに

ただ今日も生きている!それだけで十分だよって。

心の底から思ってあげるのって大事ですよね。

今日もよくやっているじゃないか自分!と。

今ここに存在している自分が笑っているなら満点。

無限点!

って毎日本気で思ってあげる。
まずは自分自身がね。

だってね、よく考えたら何の為に自分以上=自分以外の者にならないといけなかったんだっけ?って思いますよね。

自分とどう付き合う?

「ありのままを愛するってことが分からないです」というご質問をよく頂くのですが

自分が泣きたくなったら寄り添って抱きしめる。

自分が怒っているなら全肯定して安心させてあげる。

自分が何かをやりたがったら一緒に走る。助ける。

そう言う小さな積み重ねを日々していくだけで良い。

その流れですごいことになったら面白いくらいの
それくらいのノリとリズムで共に生きる。

世間的にすごいことが出来なければ「自分はダメだ」なんて思う必要もない。

昨日と同じ安心を与えられていたら幸せ。

昨日と違う冒険ができていたら幸せ。

自分がワクワクしていたならそれが幸せ。

いつだって自分自身と喜びを分かち合う。

幸せの半分は勇気だ!

映画のキャッチコピーを少しもじるようで恐縮ですが

「幸せの半分は勇気で出来ている」なぁと思います。

幸せを感じる為には
ありのままの自分や今の状況を認めないといけない。

認めるって言うのはこのままを維持しろって言う意味ではなくて
現状を一旦しっかり見るということ。

ダメ出しをするのではなくて
一旦現状を認識した上で「じゃあ次はどうしたい?」と聞き続ける。

自分自身に。

もちろん聞いたからには行動する。

それって一見怖いことのように思えるかもしれないけれど
でも、本気で聞いたら行動したくなるんだよね。

運命は変えられる

大前提は「(自分の)世界は好きなように変えられる」

この大前提の上に立って自分の本音を聞き続ける。

自分と向き合うのは怖い?

これまで見ていなかった自分の気持ちを見るのは怖いかもしれない。

避けていた本当の気持ちと向き合ってしまうと
自分は悪い人間、ダメな人間と思っちゃうかもしれないからね。

でも実際はそんなことはなくて
更に向き合い続けると、それは大いなる誤解だったと気付く。

このまんまで大丈夫なんだって分かる。

そうしたら自然と変化は起きていく。
起こしたくなる。

変化した先に保証がないっていうのも思い込みで。
むしろ、変化しない方が怖いことになりがちなんだよね。

だってあなたの内側は常に変化をしているから。

なのに表面のあなたが変化を怖がって、拒んでいたら軋轢が起きて現実にも不具合が起きる。

本音を知って変化すること、動き出すのは勇気が必要かもしれない。

でも、そこには必ず幸せがある。

必ずある。

自分を幸せにしたいなら、ほんの少し勇気を出せば叶う。

一歩前へ進む勇気。

愛される勇気。

嫌われる勇気。

ダメだと思っていたことをする勇気。

でも一番最初にするべきは自分を受け入れる勇気。

現状を凝視する。
自分のこれまでの価値観を覆すパワーで見る。

くぐった先に何がある?

見た事もないゲートをくぐるのは怖い。

でも、ゲートの向こう側に咲いている花を近くで見てみたいよね。
香りを嗅いでみたいよね。

ならば正体不明のゲートもくぐるしかない。

オギーはちゃんとくぐった。
何度も何度もくぐった。

だから輝く星になれた。

自分と向き合って
周囲の人間と向き合った人が報われる世界。

オギーの生きる姿勢に「自分を貫く」勇気をもらえること間違いなしの映画です。

ぜひ機会があったら見てみてください。

本当にオススメ
私は最初に字幕版を見まして、とても良かったので吹き替え版も見ました。
字幕で読ませるのと耳で聞かせるセリフは多少違っていたりして、その辺でも飽きずに観れました。


ワンダー 君は太陽(吹替版)


ワンダー 君は太陽(字幕版)

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