不完全で良い!傷は修復され更に強く美しい姿へ|金継ぎ kintsugi【日本伝統】
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わたしも当時嬉しく見たのですが
なんかここ最近のブログの流れで、今回シェアしたくなりました。
『物というのは、形になった時点で壊れる事は宿命です。
壊れる事、割れる事は決して悪いことではないと思います。私たち自身も壊れたり、かけたりすることがあり、それは日常のようにやってきます。
不完全であるからこそ
新しいものが生まれる事になります。自分自身ももう一度修復出来るんだと
それはいつまでも諦めてはいけないと思います。それが例え大きなアクシデントであっても、それは受け止めなければいけない。
そして、そのアクシデントがあったからこそ、新しい自分が生まれるんだという思いがあります。』
by 清川廣樹さん
壊れる前も、壊れた後も、ありのままをありのままに受け入れる精神。
金継ぎは、壊れた器を修復する際に漆と金を使う技法です。
より丈夫にするためであったり、装飾の意味も含まれているのですが、破損する前よりも美しく、趣が増しているのが特徴です。
これは人に対しても適用出来て
間違えたり、失敗したり、傷つく前よりも、それを経験した後の人の方がずっと強くなり、美しい人になる…。
そういう思想にも置き換えられる。
見る専門でしたが、いつか自分だけの金継ぎの器を所有してみたいなぁと思っていました。でも意外とお気に入りの器って割れないんですよね(笑
わたしの心の傷も、いつかきっと輝く
(アフリカからのコメント)
本当にそうですよね。
傷こそが、光をより多く反射させる面になる。
悩みや、間違い、傷が付いたさなかでは
すぐには思えなくても
長引く「深刻さ」は、自分で自分の首を絞めかねない。
気楽に、気軽に
じゃんじゃん自分の感じていることも
どんどん他者が感じていることも
放って、受け止めて
ほうほう!って人生の駒を進められたら良いのかなぁと思う次第です。
本日も年末メッセージどなたかの元に届きます。
それからお問い合わせや年末メッセージにご返信くださった方への返信は週明け頃にさせて頂きますので、今しばらくお待ち頂けましたら幸いです!
引き続き、どうぞよろしくお願い申し上げます。