気分の落ち込みから立ち直る|感覚に飛び込む、周波数に身を委ねる
私も当然気分が落ちる事がある訳ですが
そんな時に私がする方法をシェアしたいと思います。
1)とことん感覚を味わう
・その感覚の底の底まで身をうずめる
・思考や感情の波に身を委ねる
・血反吐を吐くような最悪の感覚になっても駆け抜ける
・どんな思考や感情にも善悪の判断をつけない
・波の中心にいながらも第三者的な眺める視点を持つ
「あぁ、自分はこんな風に感じているんだなぁ、それは気分が良くないよなぁ、そうかそうか」
感情の波に身を委ねている時には感情的になるので基本的に一人で行うことをお勧めします。
それでもなかなか気分が浮上しない、泥沼感覚から抜けない場合は感じ切る手前で抵抗しているとか、これ以上続けるとどんな感情や思いが出てくるのかと怖くて先に進めていない状態なので、理解してくれる人に手を貸してもらうのもありです。
家族などに「落ち込みから抜け出せんー助けてー」とか。
他者に「大丈夫だよ」と言われるだけで俄然エネルギーが上がり、先に進む力になります。
2)愛ある言葉で締めくくる
・感じ切って気分の悪さが軽減したり、なくなったら前向きな言葉を自分にかける
・ホッとしたり安心できるような言葉がベスト
「もう大丈夫だよ」「大好きだよ」
・関わってくれている人や世界に感謝する
・帽子を取ってお辞儀するような感覚で
「ありがとうございます!」
悪い気分は感じ切ると放出されるので必ず消えていきますが、なぜ気分が悪くなったかの概念の書き換え=更地に立つまでは再度蘇るケースもあります。
完全に消えるまで=更地にするまでの時間や日数、回数は場合によるので根が深いものは何度もやっていく事になるが諦めずその度にトライ。
自分の事を面倒がらずにトライ。
自分の中にあるパンドラの箱を開けっ放しにできる状態へGO。
パンドラの箱
悪い感覚のど真ん中に入ると当然気分は悪い訳ですが
段々と心地良さも漂いはじめるんじゃないかと思います。
それは堂々と気分の悪さを感じて良いんだという安心感だったり
パンドラの箱に閉まっておいたものを出してしまっても良いんだという解放感もあるんだと思います。
普段は自分の感情に押し潰されそうだったり
「これは良くない感情だ」と判断したり
自分を守る為だったり
周囲にいる人を守る為だったりで
心の中にあるパンドラの箱に閉まってしまいがちですが
既にそこ(自分の心)にある訳でして
それを見ないふりしてる方が不健全な訳なんです。
もうあるんだから
無いフリなんかしなくていい。
とりあえず善悪の判断もつけなくて良い。
自分だけでも受け入れてあげる。
そうやって散々受け入れてあげたら「もうこの世の終わりだー」なんて思わなくなっている。
味わい尽くしの注意点
注意点として、気分の落ち込みに他者が関わっている場合でも
悪い気分を感じ切っている段階で人に絡んでしまうと問題が発生しやすいので(それが良く働く事もありますが)その感情なり思考をスッキリさせてからにする事。
何でかというと
自分の気分は誰かのせいじゃ無いからなんです。
自分の気分の悪さは「あの人のせいだ」「社会のせいだ」にしていると自分で受け止めてる事にならないんです。
消化不良のままで下手に絡むとこじれます。
この気分の悪さは誰かが受け止めて謝るまで終わらない、とか
社会が変わって私を手厚く保護するまで終わらない、とか
自分で受け止めずに誰かに受け止めてもらおうとしてる状態だと停滞します。
結果的に他者に受け止めてもらったり
社会に受け入れてもらったりは起きて良いですし
感覚を感じ切る為の「導入として」一人の中で「あの人のせいだー!うぉー(泣」とかやるのは良いんです。
でもそれは目的ではない。
自分の事を丸ごと受け止められる最初の人は自分の方がベスト。
案外どうして気分が悪いのかの全貌を自分自身が分かっていない事が多いので
自分で先にやっちゃうと話が早いかなと思います。
その方が周囲の人と建設的なコミュニケーションが取れるようになりますし
自分にだって自分をご機嫌にも不機嫌にもできるパワーはあるのだから。
気分を良くする方法はいろいろありますが
今回のは割と根本から向き合う系になります。
タイミングの良い時にでもぜひ!。